どうもこんにちはkinghaloです。今日は普段僕がYouTube用に作成しているサムネイルの作り方を解説してみようと思います。
参考までに最近作ったサムネイルの作成例をいくつかお見せします。
現在僕のチャンネルは登録者1.3万人、投稿する動画の再生数はだいたい5000再生は超えていますがこれにはサムネイルの力が大きく寄与していると思っています。
こんな感じのサムネイルを作っていますが、これ全部無料ソフトのGIMPというものを使って2~30分でササッと作っています。
必要なのはPCと少しの素材画像だけです。お金はかかりません。
もちろん、魅力的なサムネイルを作るためには個人のセンスが必要とされる部分もありますが、ある程度のセオリーを覚えるとそれなりのクオリティのものを量産することができます。
YouTubeはもちろんブログなんかでサムネイルが必要な方はぜひ参考にしていただければと思います。
この記事ではGMPを使ったサムネイルの制作法を解説していますが、ソフトの使用方法というよりはサムネを作る際に用いる理論に重きをおいて解説しているので他のソフトを使っている方でも参考にできると思います。
もくじ
なぜサムネイルは必要なのか?
突然ですが僕が一番初めに作った動画のサムネイルを見てください。

これはひどい
自分で言うのもなんですが絶対にこんな動画再生しませんね。
この動画は僕がデュエルリンクスと言うゲームのゲーム内大会でアジア地区1位を取ったデッキを解説するという内容的には非常に魅力的な動画のはずなんですが残念すぎますね。
まあこんなゴミみたいなサムネイルを作っていた人間でもコツさえ掴めば最初の例に上げたようなサムネイルは作れるようになるので理論は大切です。
このサムネイルはなぜ駄目に見えてしまうのかは解説が一通り終わったあとで添削します。
ところでみなさん、人は見た目と中身、どちらが大切だと思いますか?
これはシチュエーションによって変わってくる答えだと思いますが、結婚相手や友人といった自分と長く関わる人に求めるのはもちろん中身(と答えておいたほうが一般的)だと思いますが、初対面の人、例えば学校や会社に入学、入社して始めて会った人や合コンで同席した人なんかは見た目がいいほうが良い印象が残りやすいですよね?
ではみなさんはYouTubeで同じ動画を何度も再生した経験はどれくらいあるでしょうか?だいたいの動画は一回再生してもう二度と見ないことのほうが多い気がします。YouTube動画というのは長く付き合う友人や結婚相手のような立ち位置ではなく二度と会うかわからない初対面の人間と同じ属性に属しています。
視聴者の目にまず最初に飛び込んでくるのは動画の内容ではなくサムネイルです。
どんなに素晴らしい内容の動画やブログであったとしても、クリックしてもらえなければ意味がありません。サムネイルはいわば動画という人物についた顔なのです。
僕はどちらかと言うとブサイク寄りの人間なので自分の顔の悪さを嘆いて日々枕を濡らしているのですが自分の顔を変えることはできません。厳密にはできますが多大な労力と金銭がかかります。
しかし!サムネイルは簡単に変えることができるんです。せっかく作った大切な動画やブログはいわば我が子です。自分の子供には最大限いい顔を付けてあげましょう。
極論を言うと僕はサムネ100点、内容0点の動画とサムネ0点、内容100点の動画ならば前者のほうが伸びてしまうと思っていて、編集技術や企画力はもちろん大切なのですが動画投稿を始めるに当たってもっともコスパの良い技術はサムネイルの製作技術だと思います。
GIMPの導入方法
ここからダウンロードできます。詳しい導入方法や日本語化については書くのが大変なので以下からどうぞ。特に説明を読まなくてもはい連打しとけば導入できるとは思います。
サムネイルを作る準備をしよう
GIMPをインストールし、起動してみましょう

今回はYouTubeのサムネイルを作るので1280×720サイズ(HDサイズ)の画像を作ります。ブログ用も同じサイズで良いと思います。YouTube用のサムネイルはHDサイズで作る、と覚えておきましょう。
GIMP左上のメニュー欄「ファイル(F)」から「新しい画像」を選択


キャンバスサイズに直接幅1280、高さ720を打ち込んでもいいですし、テンプレート欄にHDサイズがあると思うのでそこから選択しても構いません。

この時、詳細設定欄の塗りつぶし設定を確認します。「Background color」になっている場合は「Transparency」に変更しておきましょう。
これで準備が整いました。あとはキャンパスに書き込んでいくだけです。

まずは文字を配置しよう
では実際にサムネイルを作っていくのですが今回は例としてこのブログのサムネイルを作っていくことにします。
今回のブログのタイトルは「完全無料ソフトGIMPで作るハイクオリティなYouTubeやブログ用サムネイル」です。

左上のツールボックスから文字を選択します。
キャンパス内の適当な場所でクリックすると文字の入力を受け付けてもらえるんで入力

文字の大きさや色、フォントは変更したい部分を範囲選択すればテキストボックスから変更できます。

文字サイズを90に変更します。

初心者ならこのまま色を変えて完成!ってしちゃいそうですね。
派手なフォントを使え!
先程の例ではWindowsに標準で採用されている「メイリオ」というフォントを使用しています。
このフォントは長い文章なんかで使用するとひたすらに読みやすい文章用のフォントです。
しかし!YouTubeのサムネイルというのはパット見で視聴者にアピールする必要があるのでこういう文章用のフォントではパンチに欠けます。
ロゴ用のフォントを使いましょう。
僕は何個か使い分けているのですが主に使っているフォントを2種紹介します。
フォントの導入方法は以下から。フォントをインストールした場合GIMPを再起動しないと反映されないので注意。
https://opentype.jp/fontinst10.htm
コーポレート・ロゴ
一番使っているフォントです。癖がなくて装飾するといい感じになります。おすすめです。
実際に使ってみるとこんな感じ

今回はこのフォントを使ってサムネイルを作ります。
クイズフォント
これもよく使用するフォントです。印象に残りやすいフォントですがそこまで癖が強いわけではないので扱いやすいです。マイナーチェンジ版を含めると派生系もいくつかあって便利なんでまとめて取っておくと良いと思います。
http://marusexijaxs.web.fc2.com/quizfont.html
実際に使ってみるとこんな感じ

フォントを変えるだけでめっちゃぽくなりますね。ハイクオリティなサムネイルを作るためにはフォントを変えないと始まらないと思うのでまずは自分好みのフリーフォントを探しましょう。
例に上げた2つ以外にもたくさんフリーフォントは存在するので一度調べてみるのも面白いかもしれません。
フォントによっては用途に制限がかかっている場合があるので使用する前に確認することを忘れずに。
構図を考えよう
それでは文字が決まったところでサムネイル全体の構図を考えます。わりと自由にやっちゃっていいと思うんですが1つだけNGがあります。
それは右下に情報量のウエイトを置かないことです。

右下には何があるでしょうか?そうです、動画の長さが埋め込まれます。ここに文字がかぶっていると読めないんですよね。なので、なるべく文字の配置を右下にしないようにしたほうが上手くいきます。
なので、画像を4分割した右下以外の3箇所以外に文字をおいて、その対角に被写体やを配置するようにするときれいな構図になります。
上の画像の場合は右上に文字、左半分に被写体、という作り方をしています。
今回は文字数が比較的多いので左上スタートで作りますが少ない文字を配置する際は覚えておきましょう。
それと、これは人間の視覚的なテクニックらしいんですが、強調したいものは画像や写真の中央ではなくちょっとずらしたラインに置いたほうが引き立つらしく(3分割法とかいうらしい)、あんまり画像の中心にウエイトは置かないほうがそれっぽくなります。

このラインや点の部分にウエイトを置いた構図を意識しましょう。右下は先述の理由でNGなので他3箇所ですね。
訴える内容を絞れ!
さて、みなさんはサムネイルを普段どのくらいの大きさで見るでしょうか?

たぶんこんな感じの大きさですよね。拡大してまじまじと見ることはないと思います。
あんまりごちゃごちゃ文字を入れても見えないから読んでもらえるわけないんです。
というか文字の大きさが小さかったら何書いてるか分からん。

実際に見られそうなサイズにするとこんな感じ。文字の色で多少マシにはなりますが文字ちっさすぎてよくわかりません。
なので、サムネイルに入れるテキストを考えます。
最低限、訴えたいフレーズは何かというと「無料」で作れること、「ハイクオリティ」であること、「サムネイル」の話であることです。
というわけでタイトルを再編集。

ざっくり削った分1文字を大きく取れました。
これはけっこうやってしまいがちな失敗なんですがサムネイル内の文字から伝えられる情報量には限界があるので、足し算的にごちゃごちゃといろんなことを文字に入れるんではなくて引き算的にサムネイル用のタイトルを考えたほうがうまくいきます。
メニューが増えすぎた喫茶店は潰れるとかとおんなじ理屈です。コーヒー売りましょう。
僕はけっこう文字に重きをおいたサムネ作りをしていますが人によったらもっと文字を削って「やばすぎる」とか「神回」みたいなワンフレーズしかテキストは使っていない人もいますね。そんくらいがっつり引き算したほうが情報として視聴者に届きやすいんだと思います。
ついでに文字に強弱をつけましょう。訴えたい部分を大きく、それ以外を小さくします。

右下を空けつついい感じに配置してみました。なんだかそれっぽくなってきました。
各種文字列のフォントサイズは、
「完全無料(180)でつくる!!(135)
ハイクオリティな(150)
サムネイル(210)」
と設定しました。
ちなみになんですがこの実際に見られそうなサイズを想定することはとても大切で、ここから下の作業でも都度実際のサイズを想定したチェックを入れます。
GIMPなら「CTRL+マウスホイール」でキャンパスの表示サイズを変えることができるので活用しましょう。
背景を取り込もう
背景の取り込み方は簡単で、つかいたい画像をキャンパス内にドラッグアンドドロップするだけです。今回はGIMPの解説なのでGIMPの画像を使います。背景に使う画像は1280×720サイズより小さすぎないものを選びましょう。あまり小さすぎると拡大したときに汚くなります。HDサイズより大きいものが理想です。

これをGIMP内にドラッグアンドドロップします。

ちい小さすぎるので拡大と移動を行って整えます。

赤丸が拡大縮小、青丸が移動です。

いい感じになりました!
文字はぶっとく縁取りしろ
今回一番伝えたいポイントです。
まず文字は必ず縁取りしたほうが良いです。これはなぜかと言うと、画像と文字との間に縁取りで境界線を作ってあげると文字が下の画像と混ざり合わずにくっきりと見えるからです。
そして文字はなるべくぶっとく縁取りしたほうが良いです。これは先程言った通り実際に見られるサムネイルは小さいため、縁取りが細いと縮小したときに潰れてしまい文字をくっきりと見せる効果が得られないからです。
実際に試してみると縁取りはあったほうが良くて、ある程度の太さがあったほうが良いことがわかりますね。背景画像は分かりやすいようにGIMPの公式画像を拾って貼り付けました。
縁取り線の太さは細すぎるよりは太すぎるほうが役割を果たせるので悩んだら太めに攻めた方がそれっぽくなるのでおすすめです。
とりあえずやってみましょう。
ここからはGIMPのレイヤー機能を使い倒します。

レイヤー機能は標準表示であれば画面左、ツールボックスの下に確認できるはずです。
レイヤーとは何かというと、ベースとなる画像の上に、文字や画像などを配置した同じサイズの透明のフィルムを重ねて、まるで1枚の写真のように編集を行えるツールです。
これをつかって枠線などを表現し、立体的な画像や文字を作ることができます。
では実際に枠線を作ります。テキストレイヤーがアクティブになっていることを確認して、キャンパス上で右クリック

右クリックメニューから「レイヤー」→「透明部分」→「不透明部分を選択範囲に」を選択。

文字全体が点線で囲まれました。
この状態で、もう一度右クリックメニューを開きます。

「選択」→「選択範囲を拡大」を選択。

とりあえず8くらいで拡大しておきましょう。

点線の位置が変わりました。
では次に右クリックメニューから新しいレイヤーを作ります。

「レイヤー」→「新しいレイヤーを追加」選択

塗りつぶし色が「Transparency]になっているのを確認してOKを押しましょう。違った場合は変更してください。

これで新しいレイヤーが完成しました。
ではこの新しいレイヤーがアクティブになっているのを確認したら、キャンバス上で右クリックメニューから選択範囲を塗りつぶします。

「編集」→「描画色(背景色)で塗りつぶす」を選択。今回はとりあえず白で囲います。
描画色(背景色)はツールボックスから変更できます。

上が描画色、下が背景色です。

塗りつぶすと真っ白になります。ここでレイヤーの階層を変更します。
レイヤーをドラッグすれば移動できます。
するとあら不思議、枠線が完成しました。

配色を考える
とりあえず文字と縁取り線ができたので配色を考えましょう。
おそらく、大体のサムネイルは文字の下に画像を差し込む今回のアプローチではなくて画像の上に文字を差し込むアプローチでつくると思うのですがどちらのアプローチでも考え方は同じで、背景色(文字と画像が被る部分)と文字色を同系色にしないことが一番大切です。
このなかでどれが一番文字が引き立って見えるでしょうか?
黒も緑も若干背景と色味がかぶってしまって読みにくい気がします。その点、赤色は背景と完全に切り離された色味なので浮き上がって見えますね。この色を使用することにしましょう。
原色はつかわない
これは場合によるんですが、こなれたサムネイルを目指したい場合は原色は使わないほうが良いです。
まあこれはこれで良いんですがなんだかペイントソフトで作ったような手作り感を感じませんか?
少し色味を柔らかくしてあげるだけでぐっと見やすくなるのでおすすめです。
このように色選択画面で座標を少しだけ左に動かすと白要素を少し足して柔らかい発色にすることができます。
少しの工夫で見やすくなりますね。
強調したい場所とそうでない場所でメリハリを付ける
このままでも良いんですがフレーズをより際立たせたい場合は際立たせたい部分以外を地味な色にしたり、その部分にだけ加工を入れます。
みなさんの好みはどれでしょうか?4つ目は色味を変えた手前枠線の色も変更しています。
3つ目と4つ目のグラデーション加工と金文字加工の方法を紹介しておきます。
グラデーション加工の方法
とりあえず、加工したい部分だけを切り出します。

範囲選択ツールを使って

加工したい部分だけ選択。

右クリックメニューから切り取り、その後もう一度右クリックから貼り付け。

これで切り抜き完了。

レイヤー画面に貼り付けられた仮レイヤーとして生成されているので新しいレイヤーとして設定し直しておきます。

仮レイヤーの上で右クリックから新しいレイヤーの生成。

これでここだけ切り抜きに成功しました。もう一箇所も切り抜きます。
では次にグラデーション加工を行います。
縁取り線を作ったときと同じ用に不透明部分を選択範囲にします。

ツールボックスからグラデーション加工を選択。

GIMP右側のツールオプション欄にグラデーション加工の設定が出てきます。

画像の赤丸の部分で様々なグラデーション加工を選ぶことができます。

描画色から背景色を選べば好きな2色間でのグラデーションを、goldenを選べば金色に、虹色なんかもあるので試してみてください。
また形状欄でも加工の種類が変えられます。線形にすれば上から下に、双線形にすれば中央から上下に向かったグラデーション加工ができます。
今回は双線形で描画色赤色(ff3939)、背景色黄色(ffa839)でオレンジっぽくグラデーション加工を施します。

ツールボックスでグラデーションを選択したまま、文字中段あたりをクリックして文字の外側まで引っ張れば加工完了。
金文字加工の場合は双線形選択で文字外側から文字外側まで引っ張れば綺麗に描写されます。

今回は金文字を使います。
グラデーション加工に関してなんですが、センスで組み合わせを見つけるのはめんどいんでサンプルを掲載しているサイトなんかを使うときれいな発色が出しやすくて楽です。
https://gradients.cssgears.com/
こんな感じのサイトを有効活用しましょう。探せば色々出てきます。センスには極力頼らないのが板。
あまり多くの色を使わない
凝ったデザインであれば何色使ってもいいとは思うんですがカードゲームと同じで多色は事故ります。
サムネイルに使う色の数は1~2色に抑えるのが良いと思います。

まあ悪くないんですがとっちらかった印象になります。あえて統一感を捨てる意味がありますか?という話でタイトルのところで述べたことと同様で引き算的にサムネイルの配色を考えたほうがうまくいきます。たぶん実際に多色で作るとしっくりこなくて色の微調整しまくってイライラします(経験談)
縁取り線の色を考える
先程述べた通り、縁取り線の役割とはは画像と文字との間に縁取りで境界線を作ってあげることで文字が下の画像と混ざり合わずにくっきりと見えるようにすることです。
こう考えたときに縁取り線には絶対やってはいけない配色があります。
それは、カラフルな文字を縁取りする際に白や黒といった境界線になりうる以外の色を用いることです。
これはけっこうやっちゃってる人多いと思うんですが見にくいしあんまりかっこよくないから今すぐやめたほうが良いと思います。
何個か作ってみました。
上は色と色の組み合わせ、下は黒or白と色の組み合わせです。赤と黄色の組み合わせに関しては黄色が白系統の色なので耐えてる気がしますが赤緑や青赤はまあまあきついですね。
そもそもかっこよくない上にどうしても色の重ねがけをすると視認性が落ちます。パッと見で読めることがいちばん大切なので色の重ねがけをするべきではないです。見やすい発色を心がけましょう。
逆に、白や黒の文字を色で囲う、というアプローチは視認性が落ちるわけではないので使って大丈夫だと思います。
縁取り線の縁取り線を使うとこなれて見える
このとき、縁取り線の縁取り線を用いるとぐっと良くなるのでやってみましょう。
縁取り線のレイヤーの不透明部分を選択して6px拡大、1層下にレイヤーを作って白く縁取りします。
縁取り線がおしゃれなデザイン文字に変身しました。このテクニックもそれっぽいサムネを量産するときによく使います。
黒黃の組み合わせでも作ってみました。これはこれで危険な香りがして動画内容によっては映えそうですね。
ちなみにNG例で説明した色+色でこの技法を使ってみます。
あえて黄色を採用せずに白にしておいたほうがぐっと見やすくなる気がしませんか?
では色々と例をあげてとっちらかりましたが現在のサムネイル画像を見てみましょう。

背景が黒っぽいので黒の縁取り線があんまり仕事してませんね。かといって縁取り線を白くするとこうなります。

金色と白の相性が悪くて視認性が死んでしまいます。じゃあ黒っぽい背景には金文字はつかえないのか?そんな事はありません。
この場合は黒縁取りを白く縁取って浮かび上がらせます。

これで境界線ができて文字の視認性がよくなりました。
このままでもいい感じなんですが一番外側の縁取りを少しボカしてあげて背景となじませるともっといい感じになります。
白縁取りレイヤーがアクティブなのを確認して右クリック「フィルター」→「ぼかし」→「ガウスぼかし」を選択


X、Yともに3.50くらいでぼかしてあげましょう

浮かび上がってる感じがしてそれっぽくなります。
背景画像が白っぽい場合は黒色で同じことをすると影っぽく浮かび上がってそっちもかっこいいです。

一番外側の縁取り線はガウスぼかしを効かせてあげると馴染みが良くなり、浮かび上がって見えて視認性もあがるのでおすすめです。
更に文字が浮かび上がっているように見せる加工
ここまででも充分いい感じになったんですが、あと1手間加えるともっと良くなります。この作業は自己満説もあるので忙しいときはやっていません。
まずは、文字のレイヤーを再度1つにまとめます。

たぶんブログを見ながら作業してるとこんな感じに3つに別れていると思いますがこれを合体させます。

一番上のレイヤーで右クリック→「下のレイヤーと統合」を選択。これで3つ合体させた後合体したレイヤーを右クリックし→「レイヤーの複製」を選択。これで同じレイヤーを2つ作ります。

ではどちらかのレイヤーをアクティブにして、キャンパスで右クリック→「色」→「彩度」を選択。

だいたい0.5~0.4くらいまで彩度を落とします。

これでなにを行うかと言うと、少し彩度を落とした文字レイヤーと通常の文字レイヤーを斜めにずらして重ねると文字が浮かび上がります。
今回は薄いレイヤーを左斜上に配置します。

ちょっとだけ立体的になっているのが伝わるでしょうか?
加工前と後を並べてみましょう。
微妙な違いですが右のほうがすこーしだけ立体的です。これは自己満寄りですがこういう積み重ねがクオリティの差なのかなあということでコツコツ加工しています。
というわけでサムネイル完成!ブログのサムネイル作りをそのまま記事にするのはエコでいいですね。
昔作ったサムネイルを添削して作り直してみる

まじで何回見ても終わってますね。
このサムネイルの駄目な点は
- フォントが終わってる
- 原色を使用している
- 縁取り線が細すぎる
- 左右に背景画像や文字を寄せていないのでウエイトが中央に寄っている
の4点です。これをもとに作り変えてみましょう。めんどくさいので5分くらいでぱぱっとさっき使ったテクを使って再構成します。

どーん!
一つ言えることは人は変われるということです。
デザインはパクろう
とまあ長々と解説してきましたがこれを見ただけでいきなりいい感じのサムネイルが作れるかどうかは怪しいです。やっぱり多少訓練が必要なので。
ある程度作っていると自分の中にパターンが生まれるので自分の持っているパターンをローテさせてサムネイルを量産できます。
ところでサムネイルというのはお手本がそこら中に転がっています。YouTube動画には全部サムネイルが付いているからです。
自分が普段見ているチャンネルやオシャレだなと思ったサムネイルの配色や構図を真似するところから始めてだんだん自分のセオリーをつかんでいくのが良いのかなと思います。
僕はパ・リーグTVなんかをよく参考にしています。ああいう明らかにプロに委託してるチャンネルは参考になります。
メンタリストdaigoさんのチャンネルとかも配色が綺麗で勉強になるらしいです。Twitterで誰かが言っていました。
まとめ
というわけで今回はサムネの作り方を書いてみました。自分の使っているテクニックを全部書くとえらいことになるので今回はこのあたりで終わりますがもし反響があった場合は第二弾も作ろうと思うのでぜひコメントやSNSでのシェアをよろしくおねがいします!
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